EOS R5Cにバッテリーグリップは必要か?
EOS R5Cに限らずバッテリーグリップは必要なのか?という論争は写真を撮る方の中で昔から賛否が分かれるところだと思います。
8K 60p RAWが撮影のできるシネマカメラのEOS R5CですがEOS R5と大きく違うところは、やはりボディ背面に搭載された排熱ファンです。
ただでさえ電池の持ちが悪いと言われるEOS R5ですが、EOS R5Cは排熱ファンが搭載されたことで更に電池持ちは悪いです。
当社の仕事では2Kで撮影することが多いのですが、バッテリーグリップ無しでは30分弱ほどしかバッテリーが持ちません。
バッテリーグリップを使用して撮影する場合は60分程という所でした。
普段動画撮影で使用しているGY-HC500は180分程バッテリーが持つのでやはりEOS R5Cの電池持ちはとても不安です。
そもそも、EOS R5Cで動画撮影をする場合はリグを組んでUSB Type-Cからモバイルバッテリー等を使用して外部給電にて運用していくことになるでしょうし、三脚を使わず手持ち撮影を考えた時に機材が重くなることは避けたいところです。
動画撮影だけを考えるならばバッテリーグリップを購入するよりモバイルバッテリーを何本か購入したほうが運用コストも下がり、一番良い運用方法だなと思いました。
ただ私の場合は1カットで長く回すことが多いことと心配性なので、手持ちのモバイルバッテリーを使い切った場合を考えて電池持ちは余裕を持っておきたい所です。
機材が重くなることは、どうしても避けたいところなのですが心配性の私は動画撮影においてもバッテリーグリップを使用することに決めました。
それとバッテリーグリップを使用するもう一つの理由は、HP制作やグラフィックデザインなどに使用するスチール撮影や趣味で写真展などに出展しているので、イベント等でスチール撮影に行った場合1000枚超えて撮ることも多々あるので、なるべくシャッターチャンスを逃したくないのと縦構図でスチール撮影を取る場合がすごく楽になるので、スチールも結構撮影する私にとってEOS R5Cを使う場合はグリップがあったほうが非常に使いやすいと思いました。
ただ、やはり機材が重くなることが一番のネックですが・・・・
そこは使い込んでみて体でなれるしか無いのかなと思います。